システム開発を通じて、
業務のさまざまな課題に応える
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
IT技術職として、金融機関・保険会社向けシステム開発のプロジェクトマネージャー(PM)を担当しています。要件定義から設計、開発、テスト、リリース、運用保守までの全工程を俯瞰し、品質・納期・コストを踏まえながらプロジェクト全体を統括する役割です。
具体的には、顧客との要件整理や仕様調整、協力会社との進行管理、課題・リスク管理を行いながら、各工程の整合性を担保します。金融系システムは安定性と信頼性が求められるため、影響範囲を事前に整理し、変更管理やテスト計画を慎重に設計します。
加えて、本部内の運用保守業務の効率化にも取り組んでいます。ツール導入による業務標準化や、生成AIを活用したドキュメント作成支援・仕様整理の自動化など、開発プロセス全体の見直しを推進しています。単なる機能開発にとどまらず、ITを活用して業務のあり方そのものを改善することが現在のミッションです。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
基礎知識の習得と調整業務の経験
大学では数学を専攻していましたが、社会に直接価値を届ける仕事に挑戦したいと考え、IT技術職として入社しました。論理的思考力を活かせる一方で、専門知識はゼロからのスタートでした。
電子タクシーチケットの大型プロジェクトに参画し、要件整理や顧客調整、協力会社との進行管理を担当。IT用語や開発プロセスを理解するだけでも精一杯でしたが、議事録作成や課題整理を通じて全体像を把握することに注力しました。
PMとしての役割拡大
チーム体制の変更をきっかけに、プロジェクト推進の中心的な役割を担うようになりました。実証実験の計画立案、顧客ヒアリングの主導、改善提案の整理など、単なる調整役ではなく「意思決定に関わる立場」へと変化しました。
技術面だけでなく、顧客の業務背景や目的を理解することの重要性を実感しました。要望をそのまま実装するのではなく、本質的な課題は何かを考える視点が加わりました。
サービス公開と運用対応
電子タクシーチケットサービスの一般公開を経験しました。アプリがストアに公開され、現地で実際に利用されている様子を目にしたことで、自分たちの仕事が社会に直接つながっていることを実感しました。
リリースまでの過程では、想定外の仕様変更やスケジュール逼迫もありましたが、タスクを分解し、優先順位を明確にしながら対応しました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
電子タクシーチケットサービスの一般公開に向けたプロジェクト推進です。PM不在の期間があり、スケジュール調整や課題整理が集中する局面もありましたが、日次での進捗確認と関係者間の情報共有を徹底し、リリースまで進めました。多くの関係者を調整しながら進行管理を行う難しさはありましたが、最終的にサービスを公開できたことにやりがいを感じました。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
プロジェクトを円滑に進めるためには、技術理解だけでなく、進捗や課題を整理し共有することが重要であると学びました。立場の異なる関係者に対して説明方法を調整し、認識をそろえる力が身につきました。また、生成AI活用や運用改善を通じて、新技術を業務に適用する際は現場の流れを踏まえた設計が必要であることを理解しました。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は、生成AIなどの新技術を活用し、システム開発やBPO業務の効率化にさらに取り組みたいと考えています。単なる機能追加ではなく、業務プロセス全体を見直す視点での改善提案を行っていきたいと考えています。技術と業務の両面を理解した立場として、部門横断で連携しながら、全体最適を意識したIT推進に関わっていきたいと考えています。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです