TOPPANのグローバルな活動を
セキュアなネットワークで支える守護神
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
IT技術職として、次世代ネットワーク制御基盤(SASE)の全社展開および運用管理、ならびに海外拠点ネットワークの設計・構築支援を担当しています。
SASEは、ネットワーク機能とセキュリティ機能をクラウド上で統合するフレームワークです。TOPPANではMDM、IDaaS、SIGなどを組み合わせ、モバイルPCを中心にゼロトラスト型のセキュアアクセス環境を整備しています。私は導入設計、展開計画の策定、利用状況の分析、インシデント対応までを担い、全社のセキュリティレベル向上を推進しています。
また、チェコ・シンガポール・ルワンダなどの海外拠点におけるネットワーク構築も担当しています。基幹システムや就業管理システムを安全に利用できるよう、IPアドレス設計、社内ネットワークとの接続構成検討、機器選定、現地ベンダーとの調整までを行います。単に回線をつなぐのではなく、将来的な拡張性や運用負荷も考慮した設計を行うことが重要です。
グローバルに事業を展開するTOPPANにおいて、ネットワークは事業活動の基盤です。その基盤を安定的に支えることが現在の役割です。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
基盤業務の理解と現場対応の経験
学生時代は電子透かしの研究取り組み、情報セキュリティ分野に関心を持ちました。その延長線上で、実社会のインフラを支える仕事に携わりたいと考え、TOPPANを志望しました。
入社後はネットワーク構築・運用業務を担当し、年末年始の大規模更改作業にも従事しました。業務停止時間帯での作業は緊張感が高く、一つの設定ミスが全社影響につながる可能性もあります。作業手順の事前検証、ロールバック手順の準備、役割分担の明確化など、インフラ業務の基本を現場で学びました。
拠点LAN再整備のプロジェクトリーダー
東京北区・王子拠点のLAN再整備プロジェクトでリーダーを担当しました。老朽化機器の更新と無線環境の拡張を同時に進める案件で、拠点利用者とのスケジュール調整や工事業者の手配を主導しました。
ネットワーク工事は業務停止を伴う場合もあり、現場の理解を得ることが不可欠です。関係者ごとの優先事項を整理し、工程を再構成しながら進行しました。技術力だけでなく、調整力と説明責任の重要性を実感した一年でした。
新規ネットワーク構築の経験
東京汐留ビルでの新規ネットワーク構築を担当しました。既存環境の更新とは異なり、要件定義から設計、機器選定、構築、検証までを一貫して実施しました。
稼働翌日に軽微な不具合が発生しましたが、影響範囲を即座に切り分け、迅速に復旧しました。この経験を通じて、トラブル発生時の初動対応力と、設計段階でのリスク想定の重要性を再認識しました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
チェコ工場のネットワーク構築です。3週間の現地出張の中で、限られた期間内に設計・設定・検証を完了させる必要がありました。現地スタッフとの調整や作業時間の制約がある中で進行管理を行い、予定通り構築を完了しました。
文化や働き方の違いによる調整の難しさはありましたが、海外拠点で安定したネットワーク環境を構築できたことにやりがいを感じました。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
トラブルシューティングを重ねる中で、障害発生時の初動対応、ログ解析、原因切り分け、復旧までの一連のプロセスに精通しました。
また、プロジェクト単位での責任意識が高まりました。課題が発生した際も感情に流されず、事実とデータに基づいて判断する姿勢が定着しました。さらに、情報処理安全確保支援士(セキスペ)を取得し、セキュリティ分野の専門性を強化しました。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は、海外拠点ネットワークの構築から運用までを一元管理できる体制づくりに関わりたいと考えています。新設されたグローバルテクノロジー部の一員として、拠点間の標準化と運用高度化を推進したいと考えています。
また、AIを活用したセキュリティ自動化やログ分析高度化にも挑戦したいと考えています。サイバー攻撃の高度化が進む中、受動的な防御ではなく、予兆検知や自動対応を組み込んだ仕組みづくりが求められています。
TOPPANのグローバル展開を支えるインフラの中核として、安定性と先進性を両立できるエンジニアを目指します。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです