セキュア製品の安定供給で、
社会の信用を支え続ける
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
生産管理担当として非接触ICカードおよびデュアルインターフェースカードの安定供給を担っています。
主な業務は、生産計画立案、材料管理、納期調整です。営業からの受注情報を基に、工場の生産能力、設備稼働状況、材料調達状況を加味して生産計画を策定します。セキュア製品は品質・管理要件が厳しく、ICモジュールや特殊材料の調達制約も多いため、計画は常に変動要素を含みます。
新規案件では仕様や材料構成が従来と異なるケースも多く、開発・購買・製造部門と連携しながら量産立ち上げを支援します。また、調達難や設備トラブル、需要変動といったリスクを想定し、代替案や優先順位を整理することも重要な役割です。全体最適の視点で意思決定を行う、生産統括の司令塔として機能しています。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
生産管理業務の基礎習得
大学ではソフトウェア開発とアジャイル型開発手法を学びました。変化に柔軟に対応する思考を活かし、社会基盤を支えるセキュア事業に関わりたいと考え入社しました。
1年目は納期管理を中心に担当し、製品が社会に届くまでの流れを把握しました。ICモジュール調達が逼迫する状況では、限られた材料をどの案件へ配分するかの判断を経験しました。納期遅延が社会的影響につながる製品であることを実感し、判断の重みを理解しました。
事業視点での生産計画立案
生産金額や利益管理にも関与し、単なる数量管理ではなく、収益構造を踏まえた計画立案を行うようになりました。
設備トラブルや材料供給制約が発生する中で、生産を止めないための優先順位付けと計画再構築を経験しました。個別案件最適ではなく、事業全体への影響を踏まえた判断基準が身につきました。
緊急増産対応
新規セキュア案件で想定を超える需要が発生し、短期間での増産対応を担当しました。設備能力、材料手配、生産工程の再設計を行い、何度も計画を再構築しました。
制約が多い状況下で、どこに余力を見出すか、どの工程を見直すかを整理しました。関係部門との協議を重ね、最終的に安定供給を維持しました。緊急時の判断力と調整力が大きく鍛えられました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
新規セキュア案件で需要が急増し、短期間で増産体制を整えた経験です。設備や材料に制約がある中で、生産能力を再算定し、関係部門と何度も調整を重ねながら計画を再構築しました。特に、限られたICモジュールをどの案件にどう配分するかの判断は難しく、事業への影響を踏まえた優先順位づけが求められました。
供給を止められない製品であるからこそ判断の難しさはありましたが、最終的に安定供給を維持できたことにやりがいを感じました。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
生産管理では、各部門の制約や立場を理解した上で判断することが重要であると学びました。単に計画を調整するのではなく、事業全体や顧客への影響を踏まえて優先順位を整理する視点が身につきました。
また、トラブル発生時にも感情的にならず、状況を分解して整理し、複数の代替案を提示する対応力が向上しました。セキュア製品という社会的影響の大きい領域を担当する中で、判断の重みを意識した行動ができるようになったと感じています。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は、セキュア事業全体を横断した生産体制の高度化に関わりたいと考えています。リードタイム短縮、需給予測精度向上、業務フロー標準化などを通じて、不確実性の高い環境でも安定供給を実現できる仕組みを構築したいです。
将来的には、生産・購買・営業を横断して意思決定できる立場を目指します。調整力と俯瞰的視点を活かし、事業を内側から支える存在へ成長していきます。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです