自治体向けBPOを担い
行政サービスの基盤を支える
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
情報系営業として自治体を担当し、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)案件の企画提案から受託後のプロジェクト統括までを担っています。主に、行政手続きや補助金業務、医療・福祉関連施策など、自治体が抱える業務負荷の軽減に向けた支援を行っています。
具体的には、国の政策動向や補助金制度の情報を把握し、それを活用した施策提案を実施します。あわせて、自治体職員へのヒアリングや業務フローの分析を行い、紙処理の削減や電子申請の活用など、業務全体の見直しを提案しています。
案件受注後は、事務局運営の体制構築、社内外の関係者調整、進行管理、品質管理までを統括します。営業でありながら、プロジェクト全体の責任者として実行段階まで関与する点が特徴です。TOPPANの多様な専門部署と連携しながら、最適な体制を組成し、サービスを具体化しています。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
大規模BPO案件での調整経験
首都圏自治体における新型コロナウイルス検査キット配布事業のBPO案件に、プロジェクトマネージャーとして参画しました。医療機関や高齢者施設への配布業務を担い、統計データ加工や議会報告対応など、細かな要望に応える体制を構築しました。事務局スタッフや協力会社との連携を図りながら、自治体と現場をつなぐ調整役として業務を推進しました。緊急性の高い案件であったため、迅速な判断と柔軟な対応が求められました。
信頼の積み重ねによる案件拡大
1年目の取り組みが評価され、同自治体より規模拡大案件を受注しました。新たに検査キットの調達業務も加わり、業務範囲が広がりました。受注後は、関係部署との連携体制を再構築し、品質・納期の両立を図りました。継続的な対応を通じて、担当者としての信頼を確立できたことは大きな経験となりました。
広域体制の構築とプロジェクト統括
医療機関のDX化支援に関連する補助金受付業務のBPO案件を担当しました。発注元は首都圏自治体でしたが、事務局は九州のTOPPANチームが担う体制を構築しました。
遠隔地運営という前例の少ない形でしたが、既存実績のある部署と連携し、最適な組成を行いました。社内リソースを横断的に活用しながら、全体統括として案件を推進しました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
1年目に担当した新型コロナウイルス関連のBPO案件です。短期間で体制を構築する必要があり、システム構築やデータ管理など、未経験領域への対応も求められました。
当初は専門用語の理解に苦労しましたが、周囲に確認しながら理解を深め、議論に参加できるようになりました。緊急性の高い社会的課題に対応する中で、自治体職員の負担軽減や医療・福祉現場の支援につながったことは印象に残っています。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
BPO案件を通じて、プロデューサーとしての判断力が高まりました。限られた時間の中で優先順位を整理し、意思決定を行う場面が増えました。
また、専門的な内容をわかりやすく伝える“翻訳力”の重要性を実感しました。自治体職員、事務局スタッフ、協力会社など、それぞれ立場の異なる関係者の間に立ち、共通認識を形成する役割を担う中で、伝達力と調整力が磨かれました。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は、自治体向けBPOで培った体制構築力を活かし、より上流工程から関与できる案件にも挑戦したいと考えています。政策提言や制度設計支援など、行政サービス全体を俯瞰した提案を行える営業を目指します。
また、公共分野にとどまらず、民間分野でも社会基盤を支えるサービスの組成に関わりたいと考えています。TOPPANの持つ多様な機能を横断的に組み合わせ、暮らしに欠かせないサービスを実装できるプロデューサーへと成長していきたいです。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです