業界の共通課題を解決する
新サービスを、自らの手で
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
金融機関向けの法人営業を担当しています。クレジットカード会社や消費者金融、債権回収を担うサービサー業界などに対し、DXやBPOを活用した業務変革の提案を行っています。
具体的には、紙や人手に依存している業務プロセスを可視化し、自動化すべき工程と外部委託すべき工程を整理したうえで、最適な仕組みを設計します。単なるシステム導入ではなく、業務全体の再設計を前提とした提案が求められます。
案件推進にあたっては、社内のシステム開発部門や運用部隊、法務・セキュリティ担当などと連携し、実現可能性と顧客要望のバランスを調整します。営業として課題を引き出すだけでなく、チーム全体をまとめる役割も担っています。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
営業基礎の習得と失敗からの学び
入社当初は、案件数の多さや業界特有の専門用語に圧倒され、業務管理の面で失敗も経験しました。その際に教わったのが「なぜを5回繰り返す」という思考法です。
表面的な対処ではなく、原因を分解し、再発防止策まで落とし込む姿勢を身につけました。実務でのトライ&エラーを重ねながら、金融業界の基礎知識と営業としての土台を築いた一年でした。
主体的な提案による初受注
徐々に案件を任されるようになり、「補佐」ではなく「主担当」として提案を行う意識が芽生えました。信託銀行向けの案件では、こまめな訪問と継続的な情報提供を重ね、関係構築を意識しました。その結果、初めて主体的に推進した案件を受注しました。営業として、自ら課題を掘り下げ、提案を形にする経験を積むことができました。
業界横断スキームの構築
コロナ禍を背景に、債権回収業界向けに紙中心だった業務をデジタル化し、BPOと組み合わせる新たなスキームを構築しました。
企画部門や現場運用部隊と連携し、業界特有の規制や商慣習を踏まえた形で仕組みを設計しました。結果として事業本部表彰を受賞し、組織横断での推進力の重要性を実感しました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
債権回収業界向けの新スキーム構築が印象に残っています。法規制が厳しい業界であったため、単純なデジタル化では成立せず、法務やシステム部門と何度も議論を重ねました。
顧客との信頼関係を前提に、投資対効果(ROI)の算出まで踏み込んだ提案を行い、納得感のある形で導入に至りました。難易度の高い調整でしたが、ワンチームで成果を出せたことにやりがいを感じました。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
金融業界の法規制や商慣習への理解が深まりました。曖昧なまま進めるのではなく、専門部署や顧客に確認しながら正確性を高める姿勢が身につきました。
また、複数の専門家の知見を整理し、顧客にとって最適な形へ再構築する「ハブ」としての役割を担えるようになりました。制約条件の中で実現可能な選択肢を提示する力は、大きな成長だと感じています。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は、金融業界におけるAI活用や事務自動化の分野で、業界標準となるサービスの創出に関わりたいと考えています。単なる営業活動にとどまらず、事業プロデューサーとして新たなスキームを設計する役割を担いたいです。
TOPPANの顧客基盤と技術力を掛け合わせ、業界共通課題を解決する仕組みを構築することが目標です。営業としての提案力に加え、事業全体を俯瞰できる視点を磨きながら、持続的に価値を生み出せる存在を目指しています。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです