人の想いを空間に宿す
環境デザインの最前線
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
空間演出事業「expace」の専任営業を担当しています。新規・既存顧客の開拓を行いながら、企画から施工、竣工まで一貫して伴走することが役割です。
業務ではまず、顧客の課題や理想像をヒアリングし、空間企画部や建築管理部と連携しながら最適なプランを検討します。営業は単なる窓口ではなく、社内外の関係者をつなぐハブとして情報整理や意思決定の調整も担います。工事開始後も進行管理や仕様変更への対応を行い、完成まで責任を持ってフォローします。
空間は完成して終わりではなく、人が働き、集い、価値を生む場になります。その基盤をつくることが、現在の業務です。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
基礎知識の習得と営業姿勢の確立
大学では行動心理学を学び、広告やマーケティングに関心を持っていました。TOPPANの幅広い事業領域に魅力を感じ、一社にいながら多様な挑戦ができる環境で自分の可能性を広げたいと考え、入社を志望しました。
入社後は建材商材の営業を担当し、先輩社員に同行しながら基礎を学びました。建材知識はゼロからのスタートでしたが、営業先や現場での会話を通じて理解を深めました。多様な立場の顧客と接する中で、相手に合わせて伝え方を変える重要性を学んだ一年でした。
担当案件の拡大と視野の広がり
担当顧客を持ち、単独での営業活動が始まりました。建材商材の販促に加え、空間演出事業「expace」の販促営業も兼任するようになりました。
商材営業とは異なる部署・会社の開拓が必要となり、より工事に関する知識が求められる点に難しさを感じましたが、その分、営業としての視野が広がりました。建材営業、expace営業を並行する中で、自身の判断軸を持てるようになった一年でした。
プロジェクト全体を俯瞰する視点の獲得
空間の企画~施工まで一気通貫で行う案件に関わる機会が増え、関係者も多岐にわたるようになりました。情報共有や調整の難易度が高まる中で、顧客の要望を整理し、社内専門部署の視点も踏まえて最適解を導く役割を担いました。
営業でありながら、プロジェクト全体を俯瞰する視点を持てたことが大きな成長だと感じています。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
初めて担当したオフィス改修プロジェクトが印象に残っています。約1年にわたり顧客と対話を重ね、企画・施工チームと連携しながら進行しました。
途中で要望変更や課題も発生しましたが、その都度最善策を検討し、竣工まで伴走しました。完成時にプロジェクトメンバーの皆様から感謝の言葉や改修後の社内の反響もいただき、空間づくりに長期で関わる仕事の責任と達成感を強く実感しました。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
部門横断で物事を進める調整力が身につきました。顧客の要望と専門部署の意見をすり合わせ、共通認識をつくる役割を担う中で、立場や背景を整理し伝える力が養われました。
また、長期案件が多いからこそ、最後までやり切る姿勢と当事者意識の重要性を学びました。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は、リノベーションを通じて持続可能な顧客体験を創出する空間づくりに挑戦したいと考えています。単なる改修ではなく、その空間だからこそ生まれる体験や価値を大切にできる営業を目指しています。
顧客自身もまだ言語化できていない課題を引き出し、空間として具体化するコンサルティング型の営業が直近の目標です。将来的には、課題抽出から企画・実行までを一気通貫で担うプロデューサー的役割を担える営業となり、TOPPANの総合力を活かした象徴的な空間を社会に提示していきたいと考えています。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです