数億規模の固定資産を管理し
経営判断を支える
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
会社が保有する固定資産の管理業務を担当しています。資産の取得時の計上処理、廃棄・売却時の除却処理、固定資産税(償却資産税)の申告・納付対応までを一貫して担います。
TOPPANは事業領域が広く、扱う資産も多岐にわたります。巨大な印刷機から、研究開発設備、オフィス什器、さらには新規事業で導入された配膳ロボットまで、その内容はさまざまです。特に償却資産税は設置場所ごとに申告が必要となるため、移転や拠点再編が発生すると、現場と台帳情報を突き合わせる作業が重要になります。
台帳上の数字と現場の実態にズレがないかを確認し、適正な会計処理へと落とし込むこと。それが現在の業務の核です。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
変革期の中で基礎を固める
会計や数字を通じて企業活動を支える仕事に関心を持ち、財務職を志望しました。TOPPANは事業領域が広く、複雑な資産構成や商流を持つ企業であり、その分だけ財務として関われる範囲も広いと考え入社を決めました。
入社直後にホールディングス化という大きな転換期を迎えました。経理システムや商流が変わる中、経費担当として請求業務や売上計上に携わりました。
専門領域への挑戦
固定資産担当へ異動し、専門性が一段と高まりました。関連部門からの問い合わせ対応や税務申告資料の作成など、責任範囲が拡大しました。
当初は即答できない場面も多くありましたが、制度を条文レベルで確認し、過去事例を洗い出すことで理解を深めました。業務全体の流れが見えるようになり、単独での打ち合わせ対応も増えました。
主体的な判断へ
上司や先輩の異動を機に、自ら判断する場面が増えました。まず自分で論点を整理し、仮説を持ったうえで相談する姿勢へと変化しました。
高輪オフィス入居時には、億単位の資産計上に関与しました。什器や内装工事など多様な資産を整理し、総務部と連携しながら適正処理を行いました。規模の大きな案件を通じ、処理精度の重要性を再認識しました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
長年にわたり整理が必要となっていた固定資産データの適正化に取り組んだ案件が印象に残っています。担当者が異動している案件も多く、過去資料を遡りながら事実確認を行いました。
各部門と丁寧に連携し、分散していた情報を再構築しました。結果として、将来の税務リスク低減と業務効率化につながりました。数字の裏側を整えることで、会社全体の信頼性を高める業務であることを実感しました。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
会計知識やExcelスキルの向上に加え、思考プロセスが変化しました。分からない点をそのままにせず、複数案を整理したうえで相談する姿勢が定着しました。
また、タスク管理の精度も高まりました。申告期限や決算スケジュールを見据え、逆算して準備を進める習慣が身につきました。実務処理だけでなく、判断の根拠を明確にする力が強化されています。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
今後は固定資産管理の専門性をさらに高めるとともに、税務や資金管理など財務領域にも知見を広げたいと考えています。数字を正しく処理するだけでなく、財務指標の改善につながる視点を持ちたいと考えています。
将来的には、ROEやキャッシュフローといった経営指標を踏まえた提案ができる人材になることが目標です。事業部門と対話しながら、経営判断に資する情報を提供できる存在を目指します。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです