全社的な原価低減と
生産改革を推進する
Q1 現在の業務内容
担当領域と業務内容について教えてください。
製品原価を受注単位で算出・可視化する仕組みづくりを担当しています。
製造前から目標原価を設定し、製造中もリアルタイムで把握できる管理体制の構築を進めています。全国の工場から集まる購買・製造実績データを統合し、拠点ごとに異なっていたデータ形式を標準化。正確な原価算出ロジックを設計しています。
購買、設計、システム部門など多部署と連携しながら、原価管理の“あるべき姿”を描く仕事です。単なる集計ではなく、経営判断や現場改善に直結する基盤づくりが役割です。
Q2 入社後の経験
1年目、2年目、3年目に何を経験しましたか?
会社の看板を背負う自覚
土木工学を専攻していましたが、広く生活を支えるものつくりに関わりたいと考えました。幅広い事業領域を持つTOPPANであれば、社会インフラを支える製造に携われると感じ入社を志望しました。
食品や医療向けパッケージを製造している群馬工場でフィルムなどの調達を担当し、年間数十億円規模の原材料を扱いました。自分の一言が会社の信用に直結する立場であることを実感し、責任の重さを学びました。
信頼構築と現場理解
業務に慣れるにつれ、工場やサプライヤーから直接相談を受ける機会が増えました。現場の事情を把握し、丁寧に対話を重ねることで信頼関係を構築しました。
購買センターへ異動後は、全国工場を横断した調達シェアや在庫最適化に携わり、拠点全体を俯瞰する視点が加わりました。
調整役から意思決定主体へ
品質トラブル発生時、工場とメーカーの間に立ち、解決まで主導しました。双方の主張を整理し、事実に基づいた判断を行うことで事態を収束させました。
単なる連絡係ではなく、自ら判断し、周囲を動かす立場へと役割が変化しました。
特にやりがいを感じた仕事や
大変だった仕事を教えてください。
最もやりがいを感じるのは、異なる立場の知見が統合され、実行可能な解決策に到達する瞬間です。
原価管理プロジェクトでは、購買、設計、システム部門の意見が対立する場面もあります。議論が停滞することもありますが、論点を整理し、共通目的に立ち返ることで合意形成を図ります。
正解のない課題に対し、チームで仮説を立て、検証を重ねるプロセス自体がこの仕事の醍醐味です。自分たちが設計した仕組みが全社標準となり、実際に改善成果として現れたとき、大きな手応えを感じます。
これまでの経験を通じて、学んだことや
自分が成長したと感じることはありますか?
最も大きな変化は、「正解を探す立場」から「正解を設計する立場」へと視点が移ったことです。
データ分析を通じて傾向や法則を導き出す論理的思考力が向上しました。原価管理システムでは、単なる数値集計ではなく、経営や現場にとって意味のある指標を設計しています。
また、自身の判断が全社に影響する立場となり、「TOPPANにとって最善か」という基準で考える習慣が定着しました。仮説を立て、周囲を巻き込みながら推進する力が強化されています。
Q3 今後のキャリア
これから挑戦したい仕事や役割、目指している姿はありますか?
まずは今の業務でしっかりと専門性を深めることが第一ですが、将来的には国内外を巻き込んだ生産戦略にも携われる人財に成長したいという目標を持っています。
『原価』の大切さを学ぶ中で、正確でスピーディーな情報提供が、経営の大きな助けになることを実感しています。まだまだ勉強中の身ではありますが、今後は視野を広げ、現場と経営層をつなぐ『情報の架け橋』として会社に貢献できるようになりたいです。 一人でできることには限界があるからこそ、様々な部門の方々から学び、協力し合いながら、TOPPANの成長を下支えできる存在になれたらと思っています。
所属・インタビュー内容は取材当時のものです