2013/09/04
紙の業務フローを完全デジタル化
~凸版印刷のペーパーレス申込システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」が、
「ENEOS Tカード」の申込受付に採用~
今回、申込受付のしくみとして、凸版印刷のペーパーレス申込システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)(※2)」が採用されています。Tポイント提携先の店頭におけるタブレット端末によるTカードの申込手続きは全国初となります。
JX日鉱日石エネルギーは、2013年9月までに全国約1,000箇所のサービスステーションで本サービスの導入を予定しています。
従来、「ENEOS Tカード」の申込では、利用者が店頭でカードを受領し、カードと一緒に受け取った申込書に必要事項を記入して郵送するか、帰宅後に自身がWEBサイトにアクセスして「Tカード」の会員情報を登録する必要がありました。
今回、本システムの導入で、お客様はタブレット端末上のタッチペン操作による選択入力と手書き文字入力(文字認識エンジンによるテキストデータ化)を行うだけで、申込をその場で完結することが可能となりました。お客様が迷わずミスなく入力できるインターフェイスと入力補助機能により、約5分程度で申込手続きが完了します。
また、その場で申込受付が完了するメリットだけではなく、従来の申込書への記入による受付業務で発生していた記入不備チェック等が不要となり、タブレット端末からのデータ伝送により、「Tカード」の会員システムへの本登録完了までの期間短縮も可能となります。

■ 「ENEOS Tカード」デジタル申込システムの特長
1.申込手続きのペーパーレス化により、事務効率化とコスト低減を実現
タブレット端末上のタッチペンによるデジタル入力で、紙の申込書への記入・郵送のプロセス、エントリー業務を削減し、コストの低減ができます。また、記入済み申込書の保管も不要となり、個人情報漏洩リスクも軽減します。
2.申込者の入力負荷を軽減
ユニバーサルデザインに配慮した、申込者が迷わずミスなく入力できる画面遷移・入力インターフェイスと、フリガナ予測変換などの入力負荷を軽減する機能により、約5分程度でお申込手続きが完了します。
3.申込手続きを店頭で完結し、会員獲得の機会を向上
従来、申込者が帰宅後別途行なっていた「Tカード」の会員登録も含め、申込み受付業務が店頭で完結。これにより、申込者の手間を省き、サービスステーションにおける会員獲得の機会向上が図れます。
4.データ伝送により「Tカード」の会員登録完了までの期間を短縮
タブレット端末からのデータ伝送により、「Tカード」の会員システムへの本登録完了までの期間も短縮。
5.既存システムの改修負荷を軽減
タブレット端末に入力した申込データは、凸版印刷のデータセンター(TOPICA)にてデータフォーマットを変換後、「Tカード」の会員システムへ連携。既存業務フローに準ずることで、システム改修負荷を軽減。
■今後の展開
凸版印刷は、 「SpeedEntry plus」を、従来の主な提供先であった銀行やクレジットカード業界だけでなく、各種会員カードやポイントカードの登録業務への対応ソリューションとして拡販を強化。2013年度に関連受注も含め約5億円の売上を目指します。
※1「ENEOS Tカード」:
ENEOSがサービスステーション店頭で発行する共通ポイントカード「Tカード」。「ENESOS Tカード」を
お持ちの方は、全国にあるTポイント提携店舗やネットサービスで、ご利用金額に応じてTポイントを貯め
たり、使うことができるほか、ENEOSサービスステーションにて各種特典を受けられる。
※2タブレット端末向けペーパーレス申込システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」:
金融機関の店頭での各種申込書や、スーパーなどの流通の店頭におけるクレジッカードト・ポイントカード
の申込書を、タブレット端末上でタッチペンによる手書き入力とスキャニングした運転免許証の券面の文字
情報を自動的に読み取り、ペーパーレスで作成するシステムです。
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