2014/06/16
高精細4Kデジタルサイネージを活用した店頭プロモーションの実証実験を開始
~「おいしさ」が実感できる「シズル」映像で、お中元ギフト商品の魅力をアピール~
凸版印刷株式会社
高精細4Kデジタルサイネージの映像には、人の五感に直接訴えかける、これまでにない臨場感やシズル感(※)があります。本実証実験では、高精細4Kデジタルサイネージと、凸版印刷の「匠」のクリエイターが制作した臨場感溢れる4K映像コンテンツ(静止画・動画)によるお中元ギフト商品の店頭プロモーションの効果を検証します。



■実施実験の概要
・展開店舗: さいか屋川崎店(神奈川県川崎市川崎区小川町1) 6階お中元ギフトセンター
・展開期間: 2014年6月18日(水)~7月4日(金)
・内容: 4Kデジタルサイネージと4Kプレーヤーを、さいか屋川崎店のお中元ギフトセンターに設置し、凸版印刷が制作した4K映像コンテンツを放映。お中元ギフト商品の前年度と今年度の販売数の比較により4Kデジタルサイネージの効果を検証する。
■背景
高精細4Kデジタルサイネージの映像は、フルハイビジョン映像の4倍の解像度を持ち、最適視聴距離もフルハイビジョンの約半分です。至近距離で大画面での視聴が可能になったことで、食品や化粧品などの「シズル感」を訴求する商品などで大きなアドバンテージがあり、「おいしそう」や「美しい」といった人の感覚に直接訴えかけるようなメッセージを伝えるために効果的な手法です。
しかし、4Kのデジタルサイネージは、フルハイビジョンに比べ、機器自体の普及が進んでいないことやオペレーションの負荷、コンテンツの制作負荷などにより、これまで店頭プロモーションではあまり活用されていませんでした。
一方、さいか屋では、地域に密着した老舗百貨店というブランドを打ち立て、お中元ギフト商品には地元神奈川県産の特徴ある食品を取り揃えており、その魅力を顧客に伝え、商品拡販につなげる手法を求めていました。
また、凸版印刷では、4K映像コンテンツの撮影・制作体制である「4Kデジタルワークフロー」をいち早く構築。社内にハイエンドな映像表現に秀でた一流のクリエイターを抱え、多くの4K映像コンテンツを手掛ける中、そのノウハウを活かした4Kデジタルサイネージによる店頭プロモーションや、4K動画から切り出した静止画の印刷物への活用など、「4Kデジタルワークフロー」のマルチユースを検討していました。
このことから、さいか屋と凸版印刷は、このたび4Kデジタルサイネージによる店頭プロモーションの効果を実証実験で検証することになりました。
■今後の展開
さいか屋と凸版印刷は、本実証実験による検証をもとに、高精細4Kデジタルサイネージと4Kコンテンツを店頭プロモーションに活用していきます。
また、4K映像コンテンツをもとに静止画を切り出して印刷物を制作するなど、「4Kデジタルワークフロー」による4K映像コンテンツのマルチユースを推進していきます。
※シズル感 広告表現などで使用される、食欲や購買意欲を刺激するような、食品などの活きの良さや瑞々しさといった、五感を刺激するような感覚のこと。
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