凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、軟包装分野で小ロット多種多様なパッケージを実現するトータルソリューション「トッパンFP(Flexible Packaging)デジタルソリューション」を2016年より提供しています。
このたび本ソリューションが、株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佃孝之、以下 ロッテ)が2017年5月23日(火)に全国で発売する「キシリトールガム<Xミント>」の20周年記念デザインパッケージで採用されました。
「トッパンFPデジタルソリューション」は、お菓子や食品、トイレタリーなど軟包装を用いた商品パッケージにおいて、1種固定のデザインだけでなく、地域や季節、可変メッセージなど、多種多様なデザインのバリエーション展開を実現するものです。
ロッテ「キシリトールガム」は、1997年に厚生省(現 厚生労働省)より食品添加物として認可を受けた甘味料「キシリトール」を使用したガムとして発売し、2017年に20周年を迎えます。今回、キシリトールブランド発売20周年を記念して発売される、活躍する20代20名によるデザインから、200万種以上となる世界にひとつだけの記念デザインパッケージ商品に、本ソリューションが採用されました。
今回の採用商品では、株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡隆史)が提供するHP Indigoデジタル印刷機と、複数のデザインデータを入力すると自動的に拡大・回転などを繰り返し、ユニークなデザインを大量に自動生成できる「HP Mosaic ソリューション」を活用。凸版印刷が従来培ってきた情報加工技術を応用することで、新しい印刷手法となるフィルムへのデジタル印刷において最適条件を確立し、店頭効果の高い印刷再現を実現しました。また、フィルム同士を貼り合わせるコンバーティング技術においても、デジタル印刷特有の性質に適合する技術を確立しました。

「トッパンFPデジタルソリューション」の特長
製版不要のため、複数デザインのパッケージ製造が可能
従来の軟包装印刷は製版が必要な大量生産向けの印刷が一般的でしたが、デジタル印刷は製版が不要のため、複数デザインのパッケージを展開できます。
情報加工技術を応用し、グラビア印刷と同等の品質を実現
デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現しました。
少量から大量まで、適切なデータ処理が可能な運用体制を構築
大小さまざまなデータを適切に取り扱う運用スキームを構築。カタログやDMなど多様な印刷物を取り扱う従来培ってきたノウハウを活用し、デザインのデータ量に応じた適切な運用体制を独自構築しています。
ロッテ「キシリトールガム<Xミント>」について
商品名
キシリトールガム<Xミント>
発売日
2017年5月23日(火)
発売地区
全国
内容量
14粒
価格
想定小売価格120円前後(税抜)
商品特長
1. 200万種以上!世界にひとつだけのパッケージデザイン
一枚の絵柄から異なる複数のデザインを自動的に生成する「HP Mosaic ソリューション」を採用した世界にひとつだけのパッケージデザインを実現いたしました。
デザイン数は200万種以上にもなります。
2. 20代を代表する20人のデザイン
限定パッケージのデザインのもととなるシードファイルのデザインには、羽生結弦、小松菜奈、土屋太鳳、佐藤詩織(欅坂46)、中村隼人、ヤバイTシャツ屋さんら、多種多様な才能を持つ、20組の20代の若者たちに協力いただきました。
3. フレーバー
フレーバーはソーダ風味の食べやすいマイルドミント味です。
株式会社ロッテ マーケティング統括部 キシリトールブランドチーム マネージャー 福田 貴司氏からのコメント
ガムのイメージを変革させたキシリトールが、2017年に20周年を迎えます。このタイミングで新たな一歩を踏み出したいと、いま最も影響力のある20組の20代の若者の未来に込めたそれぞれの想いを、世界にひとつのパッケージとして表現することに致しました。この企画により、新しい未来を創る同世代の若者の共感を呼ぶきっかけを作り、ナンバーワンガムブランドの新しい挑戦の号砲としたいと考えています。
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以上