凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、注ぎ口と充填口を分離させ、持ちやすさと注ぎやすさを実現した手のひら(PALM)に収まるサイズの詰め替え用スタンディングパウチ「PALM POUCH(パームパウチ)」を開発しました。主に化粧品業界やトイレタリー業界に向け、2018年11月からサンプル出荷を開始、2019年3月より販売を開始します。「PALM POUCH」を含めた詰め替え用スタンディングパウチで関連受注を含め2020年度に約10億円の売上を目指します。
なお本製品は、2018年10月2日(火)から5日(金)まで開催される「TOKYO PACK 2018 - 2018東京国際包装展 -」(会場:東京ビッグサイト)の凸版印刷ブース(東2ホール・小間番号2-42)にて展示します。


「PALM POUCH」のイメージ 表面(左)、裏面・側面(右)
© Toppan Printing Co., Ltd.
開発の背景
「PALM POUCH」の特長
・詰め替え時の持ちやすさが向上
従来の詰め替え用スタンディングパウチは、注ぎ口と充填口を上部に並列して配置するためパウチの幅を広く設計しなければなりませんでした。本製品は充填口をパウチ上部、注ぎ口を裏面の中央に分離した形状にすることで、パウチ幅を短縮。片手でも持ちやすいサイズを実現しました。
・詰め替え時の安定性が向上
注ぎ口をパウチの中央に配置し、詰め替え時に注ぎ口が開口しやすくなりました。また、詰め替えるボトルなどの容器に差し込んだ後のぐらつきを抑えられるため、最後まで安定して詰め替えることができます。


詰め替え時のぐらつきを抑えられる
・石油由来資源の使用量削減で環境負荷を削減
プラスチックパーツ付きスタンディングパウチと比較して石油由来資源の使用量が少なく、環境負荷を低減します。また、再商品化委託料を約5%削減できます。
今後の目標
凸版印刷は「PALM POUCH」を含めた詰め替え用スタンディングパウチを化粧品業界やトイレタリー業界に向けて拡販します。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上