「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」の実現を目指し、事業で取り組む注力分野を特定

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、持続的な社会と凸版印刷の「社会的価値創造企業」実現を目指し、SDGs達成に向けた事業での貢献において特に注力すべき分野を特定した「TOPPAN Business Action for SDGs」(以下 本アクション)を策定しました。

TOPPAN Business Action for SDGs

 凸版印刷は、2019年11月に「TOPPAN SDGs STATEMENT」を策定・公表し、SDGsの経営への統合と取り組み強化を宣言しています。その中で、凸版印刷が実現したい社会を「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」とし、凸版印刷の事業を通じて取り組むべき「事業活動マテリアリティ(重要課題)」を、「サステナブルな地球環境」「安全安心で豊かなまちづくり」「心と身体の豊かさと人のエンパワーメント」の3グループに設定しています。
 本アクションは、事業活動マテリアリティへの取り組みをさらに加速させるため、代表取締役社長 麿 秀晴を委員長とする「サステナビリティ推進委員会」(以下 委員会)および委員会の下部ワーキンググループ(以下 WG)である「SDGs推進WG」の中で経営層・事業部門・経営企画部門が議論を重ね、3グループそれぞれで特に注力していく分野を特定したものです。この計9つの注力分野は、事業活動マテリアリティの中でも特に凸版印刷が持つ独自の技術・ノウハウが強みを発揮できる領域を中心に、2030年の社会を想定したバックキャスティングの考え方を踏まえ、策定されています。
 凸版印刷は今後、本アクションで定めた各注力分野の取り組みを強化していくとともに随時進捗報告を行い、ステークホルダーの皆さまと共に「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」の実現に向けたチャレンジを進めていきます。

 なお凸版印刷は、事業を通じたSDGsへの貢献を中期経営計画の基本戦略の一つとし、その策定を進めています。

「TOPPAN Business Action for SDGs」の活動内容

【環境】サステナブルな地球環境

① サーキュラーエコノミーの実現
3R(リデュース・リユース・リサイクル)に加え、製品の長寿命化や素材の開発により、シェアリング、回収からアップサイクルまでのしくみ等を推進し、廃棄による環境の汚染・破壊を阻止する。

② 脱炭素社会の実現
環境に配慮した素材やしくみの提供、省エネルギー・創エネルギー等のソリューションを提案することにより、温室効果ガス排出を削減し、地球温暖化の阻止に貢献する。

③ エコプロダクツ・ソリューションの拡大
GLフィルムのモノマテリアル化をはじめ、自社開発によるエコプロダクツやソリューションの拡大を図るとともに、認証制度を創設することにより、環境貢献度を見える化し広く社会と共有する。

【まち】安全安心で豊かなまちづくり

① 私らしく生きられる安全な社会の創造
セキュリティシステム技術により、一人ひとりが自らの意思で自分のデータを安全に利用できる環境を構築し、利便性とプライバシー保護を両立させるパーソナルデータ利活用サービスを提供する。

② 地域に暮らす人々の生活の質向上への貢献
全国を網羅するネットワークとデジタル技術により、その地域に最適化された住民サービスを提供し、地方都市の存続に貢献する。

③ 文化を「魅せる・未来に残す」への貢献
文化・教育分野での経験と先端技術の組み合わせにより、有形・無形文化を保護・伝承する技術や枠組みを開発し、世界の多様性の確保に貢献する。

【ひと】心と身体の豊かさと人のエンパワーメント

① 食品ロス削減による飢餓撲滅への貢献
「機能性パッケージ×DX」により、賞味期限延長とともに需要・供給を最適化し、1次産業から生活者までバリューチェーン全体で食品ロスを削減する。

② ハードルのない教育環境の創造
教育関連ソフトや翻訳技術等を組み合わせたプラットフォームを全世界に提供し、誰でも、いつでも、どこでも学べる社会をつくる。

③ 革新的なデジタル技術による健康への貢献
ヘルスケア関連情報やサービスへの国や地域を超えたアクセスを可能にし、全世界の人々の健康寿命の延伸に貢献する。

トッパンのSDGsマテリアリティ(重要課題)について

トッパンのSDGsマテリアリティ



◇事業活動マテリアリティ

・環境(サステナブルな地球環境)
・まち(安全安心で豊かなまちづくり)
・ひと(心と身体の豊かさと人のエンパワーメント)






◇全社活動マテリアリティ

・環境配慮・持続可能な生産
・従業員の健康・働きがい

 凸版印刷は、SDGsが当社の「社会的価値創造企業」実現をさらに加速させる成長エンジンであると位置づけ、SDGsの17目標の中から特に注力するマテリアリティ(重要課題)を選定しています。
 全社活動マテリアリティの2つのグループが事業基盤を支え、事業活動マテリアリティの3つのグループがそれぞれつながりながら活動を広げていくことで、凸版印刷は「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」に貢献していきます。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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