凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴)が運営する、印刷博物館P&Pギャラリーでは、4月24日より「グラフィックトライアル 2020 -Baton-」を開催いたします。(当企画は昨年に開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を1年延期しておりました。)
グラフィックデザインと印刷技術のコラボレーションによって毎年新しい印刷表現のポスターを生み出してきた当企画は、今回で15回目を迎えました。制作テーマは「Baton」です。リレーのように、「印刷の可能性」というバトンを次世代へつなぐため、佐藤卓氏、野老朝雄氏、アーロン・ニエ氏、上西祐理氏、市川知宏氏という、印刷に精通した5名のクリエイターと印刷のプロフェッショナルがゴールに向かって疾走しました。
展覧会では、クリエイターの独創的なアイデアと印刷技術を組み合わせて完成させたポスターと、制作過程での数々のトライアルをご紹介いたします。
開催概要
タイトル グラフィックトライアル2020 -Baton-
会 期 2021年4月24日(土)~ 8月1日(日)
時 間 10:00~18:00
休 館 日 毎週月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日(木)
会 場 印刷博物館 P&Pギャラリー(文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル)
入 場 料 無料 ※印刷博物館展示室にご入場の際は入場料が必要です
※事前入館予約を実施しております。
主 催 凸版印刷株式会社 印刷博物館
企 画 凸版印刷株式会社 トッパンアイデアセンター
後 援 公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
展覧会WEBサイト https://www.toppan.co.jp/biz/gainfo/graphictrial/2020/
公式twitter @graphictrial
公式instagram @graphictrial
※P&Pギャラリー、印刷博物館では入館の事前予約を実施しております。
ご不便をおかけいたしますが何卒ご了承ください。
事前予約サイト:https://www.printing-museum.org/reservation/
※本展および関連イベントにつきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止もしくは延期など変更になる可能性があります。なお、開館する場合でも入場制限の措置を講じさせていただきます。
詳細概要
グラフィックトライアルとは
トップクリエイターと凸版印刷が協力して新しい印刷表現を探る企画展です。色数、用紙、インキ等に制限をつけず、究極の色再現やリアルな質感再現を印刷技術の力で最大限に引き出すことで、印刷が持つ豊かな表現の可能性を追求します。展覧会ではポスター作品と実験プロセスを展示、印刷の魅力をわかりやすくお伝えします。
グラフィックトライアル2020のみどころ
①ポスターの枠を超えた新しいポスターの形
5点のポスターがバトンを渡すように、グラフィックがそれぞれの枠を飛び出した、いまだかつてないポスターが誕生しました。メディアの多様化が進む現代で、新たなグラフィックポスターのあり方を提示します。(アーロン・ニエ氏作品より)

②時間の経過とともに「変わる」ポスター
印刷物は紫外線に長時間さらされると色調が変化します。その現象に着目し、時の経過による変化を楽しむポスターにトライしました。会期中に展示替えを複数回行い、ポスターの色調が変化していくさまをお楽しみいただけます。(野老朝雄氏作品より)

③音声ガイド初導入!ナレーター祖父江慎氏
グラフィックトライアル初の音声ガイドでは、ナレーターに人気ブックデザイナー・祖父江慎氏を起用。全クリエイターの印刷実験の魅力をわかりやすく楽しく解説します。
※会場ではクリエイター制作インタビューもお楽しみいただけます。

④バーチャルギャラリーオープン!
感染症拡大防止の観点から、オンラインでも多くの方にギャラリーの雰囲気をお楽しみいただけるように、すべての展示作品がご覧いただけるバーチャルギャラリーを開設します。ご期待ください!
※詳細は展覧会WEBサイトをご覧ください。

関連イベント
トークイベント
佐藤卓氏+野老朝雄氏/5月17日(月)時間未定/オンライン開催/事前予約制・先着順
このほか、様々な関連イベントを企画しております。
詳細・お申込みは展覧会WEBサイトでご確認ください。
https://www.toppan.co.jp/biz/gainfo/graphictrial/2020/
以 上