TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大矢 諭、以下 TOPPAN)は、空間設置を可能とした翻訳ディスプレイ「UCDisplay® Air」(以下 本サービス)を2026年3月より提供開始します。
本サービスは、翻訳ディスプレイの活用において課題となっていたスペース不足による設置の難しさや、小型化に伴う視認性・伝達性の低下という課題を、透明ディスプレイを空間に設置することで解決する新たなAI翻訳システムです。スペースを確保せずに空間に設置ができ、目線の高さで多言語での双方向コミュニケーションが可能になります。小型軽量の透明ディスプレイを空間に設置できるようモジュールを薄型に改良した上で、小型窓口用に開発した設置器具や、その場のアイテムを活かして設置するための連結器具を開発し、多様な設置方式に対応します。
これにより、従来は翻訳システムの設置が難しかったコンビニエンスストアや空港などの小型売店、駅やレンタカーの小型窓口、バスの乗降口などへの設置が可能となります。
店舗型設置例
背景と課題
TOPPANは、2023年より窓口向け翻訳対応透明ディスプレイ「VoiceBiz® UCDisplay®」(※1)を提供し、窓口での外国人対応を支援してきました。しかし、訪日外国人の更なる増加に伴い、これまで導入が進んでいた総合窓口のようなカウンター面積に余裕のある場所に加え、小型窓口や売店、乗り物の乗降口などスペースが限られた場所での設置対応が課題となっていました。
一方で、そのニーズに対応するために翻訳システムを単に小型化するだけでは、気づかれにくくなるほか、視認性・伝達性が低下し、実用性が損なわれてしまう可能性があります。そこで、既存スペースを占有せず目線の高さの空間に設置する本サービスを開発しました。
本サービスの特長
1. 空間設置を可能とする薄型ディスプレイへの改良
従来の置き型モデルから、モジュールを薄型化し、軽量な板型構造へと刷新しました。これにより、台座とともに設置する従来の方法以外の選択肢が生まれ、設置の自由度が向上しました。
2. 独自開発器具による「空間」への設置対応
独自に設計・開発した専用器具と組み合わせることで、利用者の目線の高さに合わせてディスプレイを配置できるようになりました。これにより、窓口の空間におけるデッドスペースの有効活用が可能になるとともに、相手の表情と翻訳テキストを同一視界で捉えることができ、透明ディスプレイならではの円滑なコミュニケーションが可能になります。
3. カスタマイズ設置対応
本サービスは、開発器具の活用に加え、利用環境に合わせた専用器具の個別設計が可能です。これにより、アクリル板で仕切られている公共交通機関の窓口やバス車内など、特殊な形状/スペースへの導入にも対応します。
価格
参考価格:990,000円(税抜)/台
(設置環境や設置形態に応じた専用筐体の設計・仕様により変動します)
今後の展開
TOPPANは、今後も本サービスや自動同時通訳システムなどの機能向上を目指し、様々な開発を行っていきます。インバウンド対応や在留外国人対応などあらゆる場面に自動同時通訳技術を展開し、TOPPANの多言語サービス全体で、2028年までに関連受注含め約20億円の売り上げを目指します。
TOPPANが2023年より提供している、音声認識した内容を翻訳文章として透明ディスプレイに表示するサービスです。
「VoiceBiz® UCDisplay®」では、TOPPANが提供する音声AI翻訳サービス「VoiceBiz®」が持つ国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT:エヌアイシーティー)が開発した国産の逐次翻訳エンジンを活用しています。
※「VoiceBiz® UCDisplay®」サイトURL : https://solution.toppan.co.jp/newnormal/service/voicebiz_ucdisplay.html
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* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上


