大阪・関西万博 共同プロジェクト「いのちめぐる冒険! 未来共創プログラム」にて、生物多様性を学ぶイベントを実施(2024年10月)

生物多様性を学ぶ~大阪・関西万博 河森 正治プロデュースパビリオンの協賛企業各社が参加~

2024年10月8日(火)、埼玉県上尾市にある三ツ又沼ビオトープで、「いのちめぐる冒険! 未来共創プログラム」の一環として、「三ツ又沼ビオトープ探検!~自然の中で学ぶ生物多様性保全~」が開催されました。
「いのちめぐる冒険! 未来共創プログラム(以下、本プログラム)」は2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)においてアニメーション監督・メカニックデザイナーである河森 正治氏がプロデュースする「いのちめぐる冒険」パビリオンに協賛している企業が連携し、パビリオンのコンセプトである「生物多様性」をテーマとした各社の取り組みを河森プロデューサーと共に体験・共有するイベントです。

今回、TOPPANグループが保全活動を行っている埼玉県の三ツ又沼ビオトープにおいて、参加者が生物多様性の重要性を学び、自然と人間のつながりを再認識することを目的として開催されました。
イベント当日はコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、大同生命保険株式会社など協賛企業の社員の皆様に参加いただきました。

【イベント内容】
・TOPPANグループ社員より、自社が取り組む生物多様性保全活動の説明
・公益社団法人日本生態系協会のスタッフから三ツ又沼ビオトープの説明
・日本生態系協会のガイドによる自然観察
・河森プロデューサーと参加者による座談会

三ツ又沼ビオトープは、荒川の河口から48km地点付近の開平橋上流の河川敷にあり、埼玉県上尾市、川越市、川島町の境に位置する、荒川と入間川のかつての合流点付近の旧流路の一部です。沼地を中心とした地域では、水生植物や湿地性の植物が豊かに茂り、様々な野鳥やトンボ類が暮らし、メダカやスミレなどかつて身近に見られた動植物のほかにも、ミクリ、エキサイゼリ、ハナムグラなどの希少な植物も多く確認されています。
参加者は自然豊かなビオトープ内の散策や、近隣小学校で育てられた在来草花の苗の植え戻し作業を通して、多様な生態系について学ぶとともに、地域の自然環境の豊かさや、生態系のバランスを保つための重要性を学びました。

イベントのなかで河森プロデューサーは「このプログラムを通じて、自然を守るだけでなく、私たち自身が自然の一部であり、その循環の中で生きていることを再認識してほしい」と、本プログラムに対する想いをお話しされました。

また、座談会では、環境保全の取り組みが企業としての社会的責任にどう結びつくか、持続可能な未来を実現するために何が必要か、また今回のパビリオンへの期待といったテーマで議論が活発に行われ、参加者から「自分が行動を起こす事が必要だ。」「体験する事で興味を持つきっかけになる。」との意見が聞かれました。座談会の締めくくりには、河森プロデューサーから「今回のイベントがパビリオン展示における大きなヒント、期待につながればとても嬉しく思う。またこの体験を通じて、協賛企業の皆さんが自然との共生を実感し、これからの企業活動に反映していただければ嬉しい」と大阪・関西万博への意気込みを語りました。

TOPPANグループは今後もこのような取り組みを継続し、自然との共生を軸にした社会づくりを目指していくとともに、大阪・関西万博への協賛を通じ、多様な文化が息づく世界の実現に向けて活動を続けてまいります。

「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」協賛について

TOPPANグループは、大阪・関西万博の「未来社会ショーケース事業」デジタル万博の1つである「自動翻訳システム」と、テーマ事業「シグネチャーパビリオン」のうち、河森 正治氏が担当する「いのちめぐる冒険」パビリオン(テーマ「いのちを育む」)、宮田 裕章氏が担当する「Better Co-Being」パビリオン(テーマ「いのちを響き合わせる」)に協賛しています。
特に「いのちめぐる冒険」パビリオンについては、「今、ここに共に生きる奇跡」というコンセプトが、TOPPANグループが培ってきた印刷テクノロジーを活用した先端表現技術を用いて感性に響くコミュニケーションを届けるという事業と親和性が高いことから、ゴールドパートナーとして協賛しています。本パビリオンにおいて、河森氏や他の協賛企業、パートナーとの共創によって、より深い感動を呼び、いのちの輝きやつながりを感じる映像体験を実現していきます。
協賛の背景・概要は下記ホームページをご覧ください。

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