Irplast S.p.A.(イタリア)サステナビリティ・アワード2025「統合ESGファイナンス部門 年間最優秀企業賞」を受賞(2025年10月)

 TOPPANホールディングスのグループ会社であるIrplast S.p.A. (以下、Irplast社)が、2025年10月14日に開催されたイタリアのサステナビリティ・アワード2025において、「統合ESGファイナンス部門 年間最優秀企業賞」を受賞しました。

 第5回目を迎える本アワードはKon Group※1、ELITE※2、Azimut※3、 Politecnico(ミラノ工科大学)※4などが主催し、気候変動の課題に取り組み、イノベーションを通じて国の競争力向上に貢献したイタリア企業を表彰するものです。

※1 イタリアの家族経営の中小企業を中心に事業を展開するビジネスコンサルティング会社
※2 2012年にイタリア証券取引所によって設立された欧州の中小企業ネットワーク。現在はEuronextグループの傘下。
※3 資産運用、ウェルスマネジメント、投資銀行業務およびフィンテック分野で事業を展開する独立系のグローバルグループ。個人および法人顧客にサービスを提供している。
※4 科学、技術、工学、デザイン分野を強みとする世界有数の工科系大学。産業界との連携を通じて、地域の発展に貢献している。

 今回 Irplast 社は、サステナビリティ分野への積極的な投資によってビジネスプロセスおよびビジネスモデルの抜本的な変革を推進したこと、さらに顧客やサプライヤーとの戦略的パートナーシップを通じて技術を補完し合い、独自の成長要因を創出したことが高く評価され、受賞に至りました。

 Irplast社は、耐久性・耐熱性に優れた、同時二軸延伸技術による高機能BOPPフィルムの技術を有しています。BOPPフィルムは、熱収縮が小さく寸法が安定することから、バリア性能の劣化を抑制すると同時に、薄膜化(ダウンゲージ)を可能にすることで、プラスチック使用量の削減にも寄与する環境性能の高い技術です。同社は、BOPPフィルムのさらなる軽量化や、完全リサイクル可能なソリューション開発、製造時に生じる廃棄物の再利用に向けて、継続的な投資を続けてきました。また、アテッサ工場(Atessa plant)へは6,000万ユーロ超の投資を行い、コモディティ化した分野から脱却し、高付加価値製品へシフトする姿勢を明確に示しています。

 2025年度、Irplast社がTOPPANグループの一員となったことで、高機能BOPPフィルムの成膜ノウハウを、TOPPANグループのもつ幅広い技術やソリューションと組み合わせ、さらにグローバルに展開できるようになりました。

 なお、Irplast社のCEO、Fausto Cosi氏はForbes Italiaによる「年間最優秀経営者100人」に選出されました。これは、同氏の卓越したリーダーシップと前述の戦略的ビジョンが評価された結果です。
 「サステナビリティは、真のビジネスドライバーである」との信念のもと、Irplast社は、今後もリサイクル原料や非化石由来原料を用いたフィルムへの積極的な投資を続け、2030年までに非化石由来原料100%による生産を達成するという野心的な目標を掲げています。

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2025年10月14日に開催されたサステナビリティ・アワード2025授賞式