経営方針タップするとメニューが展開します
中期経営計画Medium Term Plan
全社として目指す姿
TOPPANグループは、2027年3月期から始まる「中期経営計画2028」(2026年4月~2029年3月)を新たに策定いたしました。
今中期経営計画期間、および次の中期経営計画の計6ヶ年の目指す姿を、「True Value Transformation 事業・人財・資本を磨き 世界に真の価値を提供する」と定めるとともに、その実現に向け、マテリアリティについても新たに策定いたしました。
3つのセグメントにおいては、展開する各事業において価値ある製品・サービスを提供していくことで、顧客課題や社会課題を解決し、社会価値と経済価値の向上に繋げるサステナビリティ経営を実践してまいります。

経営目標・中期経営計画2028の重点施策
最終年度の2028年度にNon-GAAP ROE9%、GAAP ROE8%、Non-GAAP営業利益1,450億円、GAAP営業利益1,300億円を目標とし、達成に向けて収益力の飛躍的な向上と、資本効率を徹底的に追求する取り組みを進めてまいります。また、その先の持続的な成長の実現に繋げ、2031年度にはNon-GAAP ROE11.5%、GAAP ROE10%、 Non-GAAP営業利益2,100億円、GAAP営業利益2,000億円の水準を目指してまいります。
目標達成のため、今中期経営計画3ヶ年で実行すべき重点施策を、①「事業ポートフォリオ変革」による各セグメントの高収益化、②「コーポレート改革」による全社販管費率の抑制、③「バランスシート改革」による資産効率の改善といたしました。

2031年度においては、各セグメントの利益構成は同水準の規模になることを目指してまいります。
エレクトロニクス系については、2028年度時点では、次世代半導体パッケージ事業への開発投資によるコストが先行するため、全体としては僅かな成長に見えますが、先行コストを除くと既存のFC-BGAの成長によりしっかりと利益を拡大させてまいります。2031年度においては、さらに利益は飛躍的に向上する見通しです。
また、今中期経営計画期間では、売上約1,700億円、利益約100億円規模の構造改革の実施を組み込み、ポートフォリオを転換に取り組んでまいります。

重点施策① 事業ポートフォリオ変革
各セグメントの主要事業を4象限に位置づけ、「安定的拡大事業」に位置づける事業から創出されたキャッシュを、「重点的成長事業」と「戦略的注力事業」に配分していくことで、利益拡大の好循環サイクルを実現してまいります。
並行して、「改善・転換事業」を中心に、収益性・効率性の改善に向けた構造改革を進めてまいります。
また、今期より導入した「ビジネスユニット制」により、エリア別から事業別管理へ体制を移行したことで、業績・リソースの見える化を図ります。あわせて、ROICによる事業管理をさらに強化し、業績管理や投資判断などの指標で活用を進めてまいります。

<セグメント別戦略>
TOPPANグループは、新中期経営計画のもと事業ポートフォリオの変革を進めながら、以下の3つのセグメントにおいて売上および利益の拡大を図ってまいります。

重点施策② コーポレート改革
「コーポレート改革」では、販管費率の抑制に取り組んでまいります。販管費率は、間接部門業務の効率化に加え、事業売却などの構造改革効果も含め、2025年度の19.8%から、3ヶ年で2ポイントレベルの改善を目指します。

重点施策③ バランスシート改革
「バランスシート改革」では、保有資産の見直しを徹底して進め、2028年度までに総資産の20%を目標に保有資産の圧縮を目指します。創出された資金と構造改革の推進により、自己資本の追加的な圧縮を進めるとともに、利益計画と投資計画の進捗に応じた有利子負債の絶対額管理を重要指標としてバランスシート全体の管理を徹底して進めてまいります。

キャッシュアロケーション方針
「持続的成長に向けた投資の強化」、「構造改革の推進」、「安定的な株主還元の実現」の基本方針のもと、今中期経営計画の3ヶ年のキャッシュアロケーションの方針としては、営業キャッシュフロー4,500億円以上と総資産の20%圧縮を目標としたバランスシート改革から創出するキャッシュを原資として、約5,000億円の投資キャッシュフローと株主還元・構造改革に充当してまいります。

経営基盤強化の取り組み
<新事業創出>
新事業創出に向けた取り組みとして、市場開拓視点の強化により新事業の早期創出・スケール化を実現してまいります。
![新事業創出に向けた取り組みの図。 左側に『中期経営計画2028での取り組み』がテキストで記載されています。■事業開発部門におけるマーケティング機能と人財の強化:潜在ニーズの把握と事業化を推進する人財を拡充。■事業化確度の向上:事業化プロセスをモデル化し、事業化確度を高め、早期にスケール化。 ■集中投資の実現:全社アセットの可視化による有望テーマへの集中投資の実現。 右上には連携を示すベン図があります。中央に『新事業創出』。それを取り囲むように『事業開発部門 [Market視点] 社会・市場の変曲点の捕捉』、『技術開発部門 [Technology視点] 競争優位を支える技術供給』、『事業部門 [Industry視点] 国策・市場動向の変化に伴う業界および顧客課題の深堀』の3つの円が重なっています。これらが『戦略的連携』の矢印で『知的財産部門 [IP] 早期権利化による競争優位性の確保』に繋がっています。 右下には『新事業創出テーマ:次期中計での収益貢献化』のリストがあります。 ヘルスケア領域:ヘルスケアデータ、オンラインヘルスケア、3D細胞培養。 環境・エネルギー領域:水素エネルギー向け部材MEA。 センシング領域:ToFセンサ。](/assets/ja/img/ir/img_16.jpg)
<全社AI推進>
全社AI推進の取り組みとして、業務変革と事業変革を実現するAI基盤を構築し、全社での活用を推進することで高収益構造へ転換してまいります。

<ガバナンス>
ガバナンス強化の取り組みとして、新たな役員報酬制度への改定を行い、業績連動の比重を高めてまいります。評価項目に株式指標を組み入れることで、株主の皆様と同じ目線で、持続的な成長へのコミットメントを明確にしてまいります。

<人的資本>
人的資本の取り組みとして、事業と連動した最適人財ポートフォリオ実現に向け、必要な人財・スキル定義と社員の保有スキルを可視化してまいります。そして事業戦略上で必要な人財を、採用・育成・配置などの人財マネジメントを通じて確保することで、事業の競争力の向上につなげてまいります。

<自然資本への取り組み>
自然資本の取り組みについて、”TOPPANグループ環境ビジョン2050”に基づいた活動に取り組んでまいります。「脱炭素社会への貢献」、「資源循環型への貢献」、「生物多様性の保全」、「水の最適利用」のそれぞれのテーマごとにKPIを設け、推進してまいります。

詳細は以下の資料をご覧ください。
- 2026年5月14日
中期経営計画 2028 プレゼンテーション資料(1,398KB) - 2026年5月14日
2026年3月期 通期決算・中期経営計画説明会 動画 - 2026年5月14日
2026年3月期 通期決算・中期経営計画説明会 スクリプト(3,846KB)