米国・テキサス州の世界最大級の医療拠点で
3D細胞培養技術による次世代がん検査の開発を加速

 TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴、以下 TOPPANホールディングス)は、米国テキサス州ヒューストンに、がん個別化医療および創薬支援事業を推進する新会社「TOPPAN Global Medical Healthcare Inc.」を2026年3月に設立しました。
 TOPPANホールディングスは、新会社を拠点として、独自開発した3D細胞培養技術「invivoid®(インビボイド)」を用いた研究開発を加速させ、がん個別化医療の社会実装を目指します。新会社は、世界最高水準のがん研究施設が集結するテキサス・メディカル・センター(TMC)に位置し、現地の医療機関や製薬企業との連携を推進していきます。

photo by TMC
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新会社設立の背景

 現在、がん治療の分野においては、患者一人ひとりに最適な治療法や薬剤を選択する「個別化医療」へのニーズが世界的に高まっています。この様な中でTOPPANホールディングスは、2025年7月にテキサス大学MDアンダーソンがんセンター(米国テキサス州、以下 UT MD アンダーソン)と戦略的提携を締結し、患者由来のサンプルから治療有効性を評価する臨床ツールの共同開発を進めてきました。
 このたび設立した新会社は、世界最大の医療マーケットである米国において、現地の医療機関や製薬企業との連携を直接担う中核拠点として、がん個別化治療および創薬支援事業の拡大を推進します。

新会社設立の狙い

・臨床検証の加速
 UT MDアンダーソンがんセンターとの共同研究を深め、複数の癌種にわたる臨床検証研究を加速させ、米国病理学会(CAP)/臨床検査改善法(CLIA)の認証取得を目指します。

・創薬支援事業の展開
 米国の大手製薬企業に対し、「invivoid®」を用いた効率的な創薬スクリーニング環境を提供し、新薬開発の迅速化と高度化に貢献します。

・グローバルネットワークの構築
 医療イノベーションの中心地であるヒューストンを拠点に、最先端の知見や人材、研究機関とのネットワークを取り込み、グローバルでの事業開発を推進します。

新会社の概要

商号 TOPPAN Global Medical Healthcare Inc.
所在地 TMC3 Collaborative Bldg., 7255 Helix Park Ave., Suite 300 Houston, TX 77030, USA
設立年月日 2026年3月
出資金 2.0M US$(約2.9億円)
大株主および持ち株比率 TOPPANホールディングス株式会社(100%)
代表者 President/CEO: 北野 史朗
事業内容 3D細胞培養技術「「invivoid®」を用いたがん個別化医療支援および創薬支援、創薬事業

今後の展開

 TOPPANホールディングスは、新会社を通じて米国での臨床実績を積み上げ、がん患者一人ひとりに最適な医療を届ける社会の実現に貢献します。また、メディカル・ヘルスケア領域を成長の柱の一つと位置づけ、グローバルでの事業拡大をより一層推進していきます。

「invivoid®」について

 大阪大学大学院工学研究科の松﨑 典弥教授とTOPPANホールディングスは、2017年4月より大阪大学大学院工学研究科に先端細胞制御化学(TOPPAN)共同研究講座を設置し、独自バイオマテリアルによる3D細胞培養技術に資する基礎研究を推進しています。「invivoid®」は生体に近い人工組織を簡便に作製できるため、がん個別化医療、薬効や毒性試験を含む創薬研究、再生医療、培養食料など幅広い用途が期待されています。
 ・紹介サイト: https://www.holdings.toppan.com/ja/invivoid/index.html

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以  上

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